女性特有の更年期対策
女性は更年期を迎えるといろいろなストレスが増してきます。正確には男性にも更年期はありますが、やはり基本的には女性特有のものと言っていいでしょう。
この時期になると、自身の体の衰えも感じて、それだけで憂鬱になりがちです。悪化するとストレスどころかうつ病にまでなることがあります。
日本人女性の閉経はだいたい50歳前後とされていますが、月経周期だけではなく、更年期という長期のスパンでの女性ホルモン変動もあります。しかし、自分が更年期に入ったという自覚があって、その対処法を実践すれば、随分と違いがあるのです。
更年期の症状対策としては、ポイントは生活習慣の見直しです。特に運動と睡眠の見直しが必要です。特に運動はストレス解消法としても有力ですが、月経時、更年期のうつ病予防にも大変効果があるので、特にお勧めとなるのです。
ちなみにウォーキングで充分です。ウォーキングならジョギングほど心肺に負担をかけず、それでいて健康効果は充分です。ウォーキングを普段から習慣にすれば、憂鬱な気分の解消には実に効果的で、健全な体と共に前向きな心も取り戻せます。
ウォーキングは朝の方がお勧めです。それは、元気・活力の元となるセロトニンが分泌されるからです。適度な疲労感もありますから、夜の安眠にもつながります。自然な不眠対策も兼ねているわけです。
他にはアロマセラピーもお勧めで、書籍でも、更年期女性のストレス全般、不眠、不安、イライラ、うつ状態に効果があると示されています。難しい対策はありませんので、どんどん試してみてください。